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2017-04-11

SS健人と俺

「なあ健人」
俺は健人の頭をぽんぽんと叩く。
「なに?」

俺は健人より年上だが健人にはお世話になっている。
「何かネタ無いか?」

「うーん」
健人はしばらく考えていた。
「ママのマウスピースも、もうあげたよね?」
「うむ、絶品だった」
「でしょ?」
「だが、まだ至極のズリネタとしては、俺的にもっとエロい一品が必要なんだ」
「うーん」
健人はまた考え込んだ。
「まあ、至極の一品となると悩むよな」
俺と健人は、健人の母親の映像ディスクを見ながらオナニー大会を開くほどの仲だ。
「あ、そうだ!」健人がぽんと手を叩く。
「お、健人! 何かネタがあるのか!?」
「うん」
「もったいぶるなよ、早く言えよ」
「高校の女子ボクシング部でリンチを計画してるって情報があるよ」
「うぅむ、そのリンチの標的になる女が可愛いかによるな」
「写真あるよ?」

健人恐るべし。しかし可愛いな、ボーイッシュな部分があるのか、髪はショートボブだ。
「よし健人、そのリンチはいつだ?」
「明日だと思う」
「うむ、覗き見するぞ」
俺は健人に五千円札を渡した。
「こんなにもらっていいの?」
「情報料だ、お前は最高のパートナーだ」
「ありがとう、う○い棒が何本買えるんだろう!」
「お前ってば単純だな、一人焼肉は楽に行けるぞ」
「いや、でも最近ママのスパーリングが多くて口の仲傷だらけだから」
「う○い棒もしみるだろ?」
「まあそうなんだけど……」
健人はあまり小遣いをもらっていないらしいので文字通り現金な奴だ。


そして次の日、俺と健人は女子ボクシング部をこっそり窓から覗く事になった。
「おい健人、リンチはわかったんだが、肝心の音声がだな、マウスピースのびちゃびちゃ跳ねる音とか
聞こえないだろう、これで至極なのか?」
「へへーっ」
健人は笑いながらワイアレスヘッドフォンを渡してきた。
「盗聴器しかけちゃった」
さすが健人だ、お前との友情は一生忘れない。
「見海直子っていう子が今回のターゲットなんだ」
なるほど、下調べ十分ってところか。

「あんた最近調子に乗ってるわね」
始まった、俺は意識を集中させる。マウスピースに体操服、ブルマという姿の艶めかしい姿に俺の股間は
テントを張った」
羽交い締めをされ、見海は突然のその出来事に眼をめいっぱい開く。
「さぁみんな、一人一発ずつ殴っていいわよ」

ドグォッ!

まずは最初の女子が見海のボディへパンチをめり込ませた。
「ぶふおえっ!」
見海の唾液がマットに飛び散る。
「次は私ね」

ズムッ!

更にボディに一撃。
「げぼっ!」
見海が胃液を撒き散らす。匂いも相当きついだろう。

「健人!」俺は健人に親指を立てた。健人は無言だが、同じように親指を立てる。
「今度は私ね」
ポニーテールの女子がフックを見海にぶち込む。
「ぷぅっ!」
見海のマウスピースが飛び、俺たちの覗いている窓にべちゃりと張り付いた。

「あらあら、マウスピースを咥えてないと口をキッちゃうわ」
意地悪な目つきで部員の一人が張り付いたマウスピースを取って見海に差し出した。
俺たちはとっさに屈んだのでバレずにすんだ。
見海の口に純白のマウスピースがはめられる。
「ゲロと唾ですごい匂いね」
そう行って部員全員がニヤリと笑う。
「ごほっ! ごほっ!」
見海が粘液を吐き出す。
「健人、あのマウスピース手に入らないかな?」
俺は健人に話しかけるが、ヘッドフォンをしている健人は気づかない。
「健人!」
俺は思わず大声をあげて、しまったと後悔した。
部員の一人がとっさに窓を開く。
「あらあら、珍客ね」
しまった、これは俺たちがリンチをウケてしまうのか!
俺は一か八かで口を開く。
「見海のマウスピースを売ってくれ!」
「いいわよ、こんな汚いものタダであげるわ、最後に部長がパンチを叩き込むまで待ってね」
案外あっさりとしたものだ。
そして部長の番が来た。 いよいよラストだ。
「ごめんなさい、ごめんなさい」 見海が命乞いをするように弱々しく言う。
「よし、この角度ね!」
部長がフックを打ち込む、見海の顔が歪む。
そしてその角度の意味はすぐにわかった。
うまくマウスピースが窓からびちゃびちゃと飛んでくる。
俺はすかさずキャッチ。ぬちゃぬちゃのぬるぬるで生暖かい。
「じゃあね珍客さん、先生に言いつけたらあなた達も……」
「め、滅相もございません」
俺は卑屈に口角を釣り上げて言った。
そして俺たちは急いで逃げた。
今夜はこれがオカズだ。

健人、お前やっぱり最高。
そしてかえってよく見ると使い込んだマウスピースらしく、少し黄色くなっている。
歯型がリアルですごい。

ああ、最高!。

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