ですいちみの倦怠日記

です「どうもどうも」
アサキ「よっ、変態ですいちみ」
です「その挨拶、ボクのアイデンティティとして受け取らせてもらうよ」
アサキ「こう、何か一冊目のバトルさんの本での裏話とかないの？」
です「うーん、たとえば何だろう」
アサキ「とりあえずタバコ吸わせてもらうよ」
です「どうぞ、そういえば君の吸うタバコはゴールデンバットなんだ」
アサキ「へー、フィルターが無いと思ったよ」
です「まあ、ほどほどにね。未成年なんだから」
アサキ「あんたも禁煙失敗したでしょう」
です「それはおいといて」
アサキ「ケイコは？」
です「君ら二人そろえると話が収集つかなくなるもん」
アサキ「まあそうだね、他に裏設定ないの？」
です「そうだなぁ、あ、ゴールデンバットっていっても、一時期出てたフィルター付きだよ」
アサキ「……タバコの話ばっかりだね」
です「いや、重要なんだよ、ボクのバトルさんから出た一作目の７Ｐを見てごらん」
アサキ「なるほど、こりゃ重要だ」
です「で、まあはっきり言ってキミはあんまり頭に無かった、明朗でショートカットくらいしか
　　　設定作らなかったし、七割は挿絵を描いていただいたＴＯＭさんが産んでるんだよ」
アサキ「ひどいな……」
です「いやいや、３７Ｐとか、十分楽しませてもらってるから」
アサキ「……ますますひどいな」
です「主人公なんてそんなモンだよ、脇役を目立たせるのもアリかなと」
アサキ「帰っていいかな」
です「まあ待ってよ、こう、まとめ役なんだよ、君はみんなの楔だな」
アサキ「ん、まあ聞こうか」
です「楔になりつつ、成長していくまとめ役だな」
アサキ「彼氏が出来たり？」
です「あー、そういうのもいいが、悪いけど君は処女設定なんだ」
アサキ「喜んでいいのかな」
です「まあ、裏設定で恋愛下手ってのはあるね」
アサキ「ケイコは？」
です「彼女は恋愛下手ではないな、また彼女とも話すけど」
アサキ「私、一番貧乏くじひいてない？」
です「ボクの小説で生まれた主人公なんてみんなそんなモンだよ」
アサキ「へこむわぁ……」
です「アニメ映画の時をかける少女見た？」
アサキ「見た見た！最高だったね！」
です「あの主人公の声優さんに君の声がオーバーラップしたよ、髪型もキャラも」
アサキ「いや、名作汚すからそういう事言わないほうがいいよ……」
です「いっけぇー！とかいって飛んでごらん」
アサキ「お、タイムリーブ機能を私に付けたの！？ちょっと行ってくる！」


です「あ、外いっちゃった、走ってら……」



です「あーあ、思い切り飛んで坂を転げ落ちてる」





です「あ、こっち向かってるけど怒ってるな、ボクは家に鍵をかけて寝るとするよ」

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genre : 日記