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2008-05-24

アサキ対談&怪談

です「というわけで、対談と怪談をいっしょにやっちゃえばいいと気がつきましたのです」
アサキ「ハハハ・・・」
です「顔色が悪いよ?」
アサキ「ハハハハ、明るいうちにさっさと終わらせてよ」
です「アサキ、ケイコ、美由紀、小百合の中で一番怪談がニガテだからね」
アサキ「い、いやいや、ハハハハ、はやくしないと暗くなっちゃうから」
です「金縛りについてどう思う?」
アサキ「あれだよ、脳が起きてて体が寝てるって」
です「そう、そう思うなら怖くないよね?」
アサキ「そうだね、ハハハ、はやくしてくれないかな」


ボクが中学生の頃に、初めて金縛りに会いました。
偶然かもしれませんが、その日にふざけて、部屋においてあった海外の守り神を窓から捨てた日でもありました。
確かに金縛りは体が動かないワケです。
(動けない)
そう感じたとたん、一斉に女性、オバサンの笑い声が「わーっはははははは!」とあざ笑うように渦巻きました。ボクはパニックになりましたが、いかんせん体が動きません。
一分ほど笑われたでしょうか、ピタッとその声が止まり、体が自由になりました。


アサキ「ハハ・・・幻聴?怖くないけどね、ハハハ」


それからしばらくは全く金縛りにあいませんでした。
ある日寝ていると、又、あの日の感覚が襲ってきました。
案の定体は動かなくなり、「んー」と声すら出ませんでした。
体は汗ばんで、どうにか動けないか動けないかと必死でした
すると
パパパパパン!と額が叩かれました。
その瞬間、スッと体が動くようになり、何だったんだろう?と考え込みました。


アサキ「それは・・・・叩かれる感触がしたの?」
です「うん、確かにした。衝撃もあったよ」
アサキ「ハハ・・・ハハハ」
です「叩かれるであろう場所は壁で、とても人が立てる場所じゃなかったよ」
アサキ「ハハ・・・で、おしまいおしまい」
です「まだなんだよ」
アサキ「あー、今日授業でないと日数足りないかなーって」
です「土曜日に?」
アサキ「土曜日だったか、ハハハ・・・」


それから引越しをして、しばらく金縛りに会いませんでした。
会うとしても、説明のつく疲れからくる金縛りで、何も害がありませんでした。
ところがある日、あの「違和感」のある金縛りに会ったのです。
違和感のある金縛りは頭が締め付けられるようなもので、これは誰が体験しても
違いが分かると思います。
そして怖いのですが、目を開けてみました。
するとボクのベッドを囲むように、四人の黒装束の人間が立っていました。
ただ、怖くないんです。ただ立ってるだけ。


です「何ハナクソほじってるんだよ」
アサキ「怖くなーい」
です「そうか、でもまだあるんだぜ?」
アサキ「いっ!」
です「あっ・・・」
アサキ「鼻血でた・・・」
です「鼻の粘膜は弱いから、まあほっといて、続きいくね」

それからはずっと説明の出来る金縛りが続きました。
引越しを重ね、何事も無く寝ていました。
しかしある日、それは襲ってきました。
ボクはうつぶせに寝ていました。
すると頭がキーンとなり、「あっ例の金縛りだ」と直感したわけです。
するとドサッと背中に「何か」が落ちてきたのですが
感触で人間と分かりました。
そいつは両手でボクの背中をかきむしる動作でゆっくりと手を動かしているんです。
そして手は腰までおりて、今度はズボンを下ろし始めました。
ようするに、手を背中から下へゆっくりとかきむしる動作で降りていってるわけです。
驚くことに、それが二日続きました。
全く同じなんです。
ドサッと落ちてきちゃう。
もう嫌になったんですが、三日目からは何も起こりませんでした。


アサキ「あばばばばばば
です「何泡吹いてるんだよ、たかが金縛りの話だぜ?」
アサキ「あばばばばばばば」
です「これは序の口だし、科学的に解明したら終わりなんだぜ?」
アサキ「じゃあ勘違いかもしれないってハナシ?」
です「そう、でも最後の話では、実際にズボンが下げられてたからね」
アサキ「あばばばばば」
です「鼻血か泡吹くのどっちかやめてくれないかなぁ」
アサキ「かかか、金縛りに会わない方法おしえて・・・」
です「それがあるんだよ」
アサキ「おおおお、おしえて」
です「ボクは信じてなかったんだよ?オニキスって石があるでしょ?」
アサキ「あるあるある」
です「あれを部屋に置くのさ」
アサキ「それだけ?」
です「うん、ホントーに信じてなかったし、刷り込みで体が反応しなくなったタダの現象かもしれないよ?」
アサキ「かかかかか、かう」

です「ちなみに、写真屋時代は、カメラとビデオを持って県内の心霊スポット全部まわったよ」
アサキ「ヒェー、で、どうだった?」
です「なーんにも写らなかったさw撮影したら一年後に死ぬって所も撮影した、でももう六年たつね」
アサキ「チャレンジャー・・・」
です「死ぬって知らないで撮影したんだ、ここが怪しいって」
アサキ「知らぬが仏です・・・」
です「でもその気になる場所ってのが、人が首吊って死んだ場所だったんだよね」
アサキ「まじでっ!」
です「まじまじ、でも偶然っていえば偶然だよね」
アサキ「で、今日は終わり・・・かな」
です「終わりだけど、今日のは序の口だぜ」
アサキ「もう呼ばないで・・・ちょっとチビった・・・」
です「そのパンツ買うよ」
アサキ「売ったらもう怖い話しない?」
です「うん、ケイコあたり呼ぶよ」
です「あーちなみに、昨日の現象って、霊能者達から見ると禁忌な事してたからなんだって」
アサキ「なにしたのぉ・・・」
です「コップに水はいったまま、部屋の中央へ置いといた」
アサキ「それって良くないのぉ?」
です「最悪らしいよ、でも気になるから今晩あたりもう一度やってみるよ」
アサキ「怖くないのぉ・・・」
です「怖い目にはいっぱい会ったさ」

○霊と衝突した話
○霊と真正面から超近距離で向かい合った話
○霊能者に緊急で相談した、顔の黒い女の話

です「その他、もろもろ小話はあるよ」
アサキ「もうやめなよー・・・」
です「その場では怖いけど、時間たつと忘れるんだ」
アサキ「パンツの件だけど・・・」
です「ん?」
アサキ「恥ずかしくてもう売れない・・・ビショビショ・・・」
です「しょうがないなぁ、次の怪談のときもじゃあ頼むよ」
アサキ「ハイ・・・」



です「帰っていったが、なんだこの尿の水溜りは!」

です「一発抜いておこう!」
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